近況報告

寒くなりましたね。
庭の畑から大豆を収穫したら、畑がすっきりしてしまいました。
これからの野菜は、ほうれん草、春菊、大根などが少し育っています。
来年に向けてたまねぎとにんにく、小麦も植えましたよ。

さて、今月は南部菱刺しの展示をふたつ観ることができました。
私のお師匠さんと、そのまたお師匠さんの。

大師匠さんとは展示の場で初めてお話ししたのですが、たくさんのことを教えていただきました。
本来、目の粗い麻の衣服の補強と防寒のために施された菱刺し。本来の目的を失った現代、菱刺しの
存在意義をどこにみるか。それは刺し手それぞれに問われているということ。
その中で大師匠さんの提示する菱刺しの未来。それが作品に明確に表現されていると感じました。

大師匠さんの展示は、来月都内でも開かれます。
11/8〜10の3日間、台東区のお寺、寶鏡山 圓光寺にて。お近くの方はぜひお運びくださいませ。

ようやっと石鹸の話。
先月仕込んだ酒粕の石鹸が完成しました。
酒粕が少しダマになっているところはあるのですが、使ってみたらとてもよい仕上がりでした。
すっきりとした香りはやはり寒い季節によく合います。

せっかくよい石鹸ができたので、おすそわけしようと思い立ちました。
レギュラーサイズでおひとつ、使ってみませんでしょうか。
といっても数は少ししかないので、こちらの近況報告でのみお知らせします。
私の近況を気にかけてくださっている方へのご挨拶。

「酒粕の石鹸」
原材料:椿油 ココナッツオイル ココアバタ― シアバター ホホバオイル 水酸化ナトリウム水溶液
    ローズクレイ ラピスラズリパウダー
    エッセンシャルオイル
    ベルガモット・ベルガプテンフリー レモン ラベンダー マジョラム・スイート イランイラン
    ローズマリーカンファー シダーウッドアトラス パチュリ ベチバー

酒粕の入ったミルクのような地色に紫を少し差しています。酒粕のダマがぽつぽつありますが、
使い心地には響きませんでした。スパイシーで重すぎず軽すぎず、やや渋めの大人な香りです。

おすそわけは、面識のある方で、コスモス・サボンの石鹸を以前にお求めいただいたことがある方を
対象とさせてください。
なくなり次第終わりです。 ←数がなくなりましたので終了しました。ありがとうございました。
酒粕の石鹸、使ってみたいという方はご連絡くださいませ。→info@cosmossavon.com

こんなおすそわけを思い立ったのは。
記憶とか、ふと思い出すこととか、忘れられないこととかについて考えていたから。
世界は流れ続けてひとつもとどまらず、それでもこうして記憶してしまう。
忘れたようでいて実はちっとも忘れてなかった。ということにすら無自覚で。
忘れたようにみえるたくさんの記憶を抱えて、私は今まさに流れています。
きれいに忘れ去ってもらいたいとも思うのだけど。
時々、いつかの私を思い出してくれるなら、それは嬉しいことだった。

お酒に誘われてほろりとまどろむ夜はよいですよね。これからの季節は燗酒がおいしい。
今日はしらふですが。

2017年10月



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