近況報告

7月最後の日。
皆さまいかがお過ごしですか。
青森は連日暑いです。

畑ではいろんな幼虫が増えてきました。
私が持っている昆虫図鑑では調べきれなくなってきたので、
思い切って、イモムシとケムシというポケット図鑑を入手しました。
なかなか良いです。
今まで、青虫はみんなモンシロチョウの幼虫だと思っていたのが、実はよく見ると
サイドに黄色い点々があるものとか白いラインになっているものとかいて、
違う蝶の幼虫だったりするようです。
おもしろいことに、青虫はキャベツとかアブラナ科の野菜にいると思いきや、
案外レタスにも潜んでいました。

二十日大根には黒い小さめの幼虫が大発生しています。
調べてみたらカブラハバチの幼虫のようです。
青みを帯びた黒がきれいな虫です。

虫に限らず草や花なんかも、名前を知ることでなんだか親しみを感じる。
名前なんてのは束の間なのに、言葉は不思議です。
神さまが息を吹きかけるようなことなんだな、名前をつけるということは。

19時まで畑にいて、帰宅して犬の散歩を終えるともう20時過ぎ。
1日の時間の配分が季節で変わってしまう。時計でなく空の明るさで仕事を区切る。

最近、おもしろい本を読んでいる。
昔の日本人は、人間は死んだら山へ行くと考えていた。
山へ帰った人たちは、山菜や木の実などになって時々帰ってくるのだと。
先祖はそうやって私たちに恵みをもたらす存在だから、大事にしなければいけない、と。
そんな話を読んだ後に外を歩くと、あらゆるものに神を見た古い時代を思う。
古い時代といっても、たかだか数百年前。そんな短い間に、こんなに変わるのだな。
麻を育てて糸を紡ぎ、布を織って衣服を作った時代だった。
自分の死装束をきちんとこしらえて死を迎えたおばあさんは、時代の変化で
その衣装を着ることはなかったと。

だからなんだ、ということはないのですが、
読みながらおおらかでさみしい気持ちになる、好きな本です。

来月末、野辺地町のキャンプマーケットに今年も参加します。
野菜と石鹸を並べる予定です。


2019年7月



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